グロース株が好きな投資家は、QQQ、VGT等へと投資する方が多いと思います。
ではQQQ、VGT、VOOG グロース投資でどのETFがよいか比較してみましょう。
QQQ VGT VOOG とは
QQQ:インベスコQQQトラスト・シリーズ1というETFになります。NASDAQ100指数に連動した投資成果を目指します。ナスダックに連動するため、米国を代表するハイテク銘柄に投資する構成となります。
VGT: バンガード・米国情報技術セクターETFです。米MSCI社が提供する外国株式が提供するインデックス指標になります。 構成銘柄は情報技術セクターのみの構成になります。
VOOG:バンガード・S&P500グロースETFというETFになります。代表的な株価指数であるS&P500銘柄のグロース株だけから算出される S&P500グロース指数 に連動した投資結果を目指します。
運用コスト
QQQ 0.20%
VGT 0.10%
VOOG 0.10%
高成長ETFは、0.2%ぐらい当たり前なのでQQQが高い気がしますが、全然安いほうだと思います。
VGTとQQQじゃ倍ですが、0.1%であれば許容できます。
すべて特に問題になる数字ではありません。
組入銘柄
上位10位の組み入れ銘柄は以下の通りです。
1,2位のアップル、マイクロソフトは変わらずですが、VGTは情報技術銘柄のみですので、アマゾン、アルファベット(GOOGLEのことです)、フェイスブックは含まれません。その代わりにビザ、マスターカードのクレジット会社が入ったりと銘柄に特色があります。特にアップル比率が高いですね。
すべて、上位10社で約5割程度となっています。VGTはこう見ると、組入銘柄数は329銘柄と多いですが、分散が効いているとも言えず、上位比率が高く偏った構成になっていることが分かります。
分散か集中か分かれるところですね。
チャートを見てみよう
5年チャートで見てみましょう。
VOO(S&P500)は基準として見てください。
すべてVOOを超えています。素晴らしいですね。
特にVGTは強いですね。5年で3.4倍ですからね。
QQQもとてもすばらしいですが、見劣りしてしまうくらいです。
VOOGはグロースとはいえ、やはり新興グロースはS&P500に含まれていないので勢いが足りないですね
過去の実績だけだと、VGTに軍配が上がります。
では、どこに投資するのがいいんでしょうか。
悩みどころですね。
もちろん過去の結果を見るとVGTなのですが、アップルが20%弱とここが大きくけん引しているのは確かです。
今後の情報通信、アップルを信じるかどうかだと思います。信じることが出来るのであればVGTでしょうか。
VOOGは、やはりこう見ても、グロースだとNASDAQの新しい銘柄に勢いがあり、S&P500採用のグロースとなると厳しいチャートになるのかと思います。
QQQはもはや鉄板ですね。安定して強いです。しかも、アマゾン、フェイスブックも入っている為、この2社も成長すると考えているひとなら、QQQになるかと思います。
また、QQQを買って個別銘柄でアップルを買うということも考えられます。
私は、すべてコレとはせず、QQQを主軸にVGTを少し入れる程度にしておきます。
あくまでNASDAQ100指数は米国でも代表指数です。偏らず、王道の代表指数に乗っかりたいと思います。
コメント