SPXL S&P500を買うのが王道ならSPXLではどうか。

投資のはなし

はじめに

spxlを売りましたので今回はこんなタイトルでいきたいと思います。

最近は米国株ETF、S&P500投資信託もメジャーとなりあらゆる方が購入していますね。

ある意味、S&P500を買うことが王道であり、買って売らない戦略が一番とされています。

では、S&P500の値動きの3倍となるSPXLを買えば、右肩上がりのS&P500なら、もっと稼げるんじゃないの?って考えちゃいますよね。
当然です。

ってことで検証してみましょう。

SPXLって?

正式名称 Direxion デイリーS&P500ブル3倍ETF といいます。

単純にその日の3倍の値動きをします。

例えば、

s&p500が今日 1000円だったとし、5%上げました。

1050円になりました。

SPXLは3倍の動きですので1000円だったとしたら

1150円になります。

これが基本です。

s&p500よりいい?

それじゃあ続けましょう。

s&p500より3倍なので上げましたspxlですが

下げで考えましょう。

きょう1000円だったとし、5%下げました。

そうすると

s&p500は950円になります。

SPXLは3倍の850円です。

そして次の日、5%上げました

S&P500は950円から5%上げですので997円です

SPXLは850円から15%上げですので977円です。

あらら、SPXL大きく元本割れです。

s&p500よりさがっちゃいましたね。

レンジ相場ではこうなります。

これが続けば、spxlの方が良くないことがわかりましたね。

下げ続けるとこうなります。コロナ相場です。

SPXL TradingViewより引用
s&p500 TradingViewより引用

下げがキツい相場だとまったく機能しません。

見ての通り、s&p500は下落前から高値更新していますが、SPXLは下げがきつく同じ時期で高値更新出来ていません。

これが長期投資してはいけないと言われる理由です。

それでも保有していれば回復するでしょう。ですが投資効率は下がります。

では買わないの?

買わないというのが得策だと思います。

ですが、わたしは暴落時に買うかもしれません。

あくまでs&p500が直近の高値から相当数下げた場合のみ参加するかもしれませんが基本的にギャンブルです。

暴落後の暴落もありますから。

ですが、上昇局面の沸騰率は、とてつもないです。IPO銘柄を超える上がりっぷりです。

やるならこれを掴めるかどうかですね。

上昇局面では面白いほど上昇しますので麻痺しますがリスクも大きいので、無くなっていいお金でやってください。

暴落時、レベル3のサーキットブレーカー発動は20%ですので3日間連続で発動したら

どうなるかわかりますよね。

持ち続ければプラスになると言っても、精神的にキツいですね。

また、早期償還もありえます。

投資会社がこの銘柄やーめるっ。って言っちゃうことです。

儲かっている時ならいいですが、こんな下げを食らったときに早期償還があったら、復活不可能です。

これにて、上昇局面を上手く利用した戦略が必要な銘柄だという事がお分かりできたでしょうか。

ほったらかし投資とは対局にある、スイングトレードだという事を肝に命じてチャレンジして下さい。

結局、これに手を出すなら、元気のあるIPO直後の銘柄の方が安全かもしれませんね。

検討を祈ります。

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コメント

  1. […] […]

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