社内セミリタイア。
セミリタイアは、完全に離職して、アルバイトや副業でつないでいく生活をしている人をいいます。
わたしの造語ですが社内セミリタイアは、会社を辞めず、役職を大きく降格し、疲れない働き方をする生き方です。
当時、課長であった私は、約年収800万程度を最終にいただいていました。
ですが、残業もあり、休日の仕事電話もあり、資料作成など期日に間に合わなければ夜も出来るまで頑張るという状態で、完全に私生活にも入り込んでいました。
また、無理難題も多く、会議ではまさしくつまらない内容の討議が多く、建設的ではない内容がとても嫌いでした。
それから、主任へと2段階の降格。
現在、1年半が経ち、どのようになったかといいますと、
もう、完全に悩む方がない業務です。
基本的に単純作業の業務です。
ですが、約年収は500万円程度頂けます。
仕事内容からすれば割がいいと思います。
このあたりはやはり恵まれていると感じます。
転職ではこうはいきません。
いいところうまくいって400万円程度でしょうか。
普通なら、正規雇用は難しく、100万程度も十分ありえます。
ここが、社内セミリタイアの利点です。
いい事悪い事は
〇休みに仕事のことを考えたことはありません。
〇休日に会社の携帯を持つことはありません。
〇定時でほぼ帰り、家族でご飯を食べます。
〇自分の時間がかなり増え、やりたいことをしっかりできます。
〇自分の時間が増えて、自己学習が増え、心が豊かになりました。
〇人生的に唯一無二の生活ができて、その生き方でうらやましがられ、その自由な生き方、考え方がひとに好かれることがあります。
〇圧倒的に有給休暇を取ることが多くなりました。しっかり休みたいときに休んでいます。
〇以前の鬱からも解放されました。
〇給与は800万円から500万円へと300万円くらい下がりました。
〇よって、月の給料より浪費するときがあります。
〇それでも、運用資産が上回っており、毎月の資産増加はしています。
〇他人との比較はしないように生きていますが、どうしても、同じ役職だった人と会うと今の自分と比べてしまう自分がまだどこかにいます。特に、仕事しない同役職だった人には会いたくない気持ちがあります。
〇正直時期が少し早かったのは感じます。あと2年遅らせていればもっと投資は楽になったのかと思うときはあります。
〇最近のインフレがすごく進んでいるので、このままインフレがすすんだらこの金額で足りるのかという少しの不安を考えるようになりました。
〇自分の選択した人生をたまに自問自答する時があります。
とまぁ、こんなところです。
文字にすると、悪い面が少し出ますが、現在の資産額7500万円を考えると、決して早くはないし、遅くもないのかなぁと思います。
あと、2022年の株安のときはもう少し気持ちが不安定でしたね。
株価にはやはり気持ちが左右されます。
55歳でリタイアというタイトルのブログですが、
・リタイアが早いと年金額も大幅に下がる。
・55歳だと、子供がストレートに入学したとしても大学3年であり、親離れしていない。
・実際、今の環境であれば、57歳くらいでもいいかと思う自分もいる。そうすれば子供も卒業して親から離れる。
・年金を60歳受給にしたとしても、やはり、無収入期間は極力短いほうが資産の目減りも少なく、絶対的な安心感がある。
とまぁ、これも難しい問題です。
結局、人間いつ、〇ぬかわからないので、蓄えたくなるのが人間のサガですね。
でも、ゼロで〇ぬことが理想。
家系的には長生きであることと、これからも医療は発達していくことと、自分自身ストレスがないこと。
結局、長生きするんだろうなぁ。
55歳の株式の状況を見つつ、57歳まで働くというラインが濃厚になっております。
現在、50歳と9か月。
6年とちょっとは働くことになりそうです。
相場次第ですが、現在の資産と退職金、確定拠出年金などで、その頃には1億円超となり、まぁ、散財しない限り安泰です。
こういう取らぬ計算していると、降格してなけりゃ55歳で。なんて思うことがあるんですけど、
今の気持ちの余裕というのは、この生活を選んだから出てきた気持ちであり、この気持ちの安定感は代え難いことだと感じております。
本当に、気持ちがぎすぎすしなくなりました。
でもですね。
会社では、リタイアはもちろん内緒の内容なもので、長く働くテイで会社にいますので、なんか微妙な空気になることも多いです。
週末はゴルフばっかり行ってて、仕事は定時で帰る。ですが、60歳過ぎの役職定年者じゃなくて。。みたいな。
まぁ、なんというか会社の人たちは、人生=会社 みたいなひとばかりなので、
わたしみたいな発想はできないらしく、そういう話にはもっていかないように、さらっと流す。
まぁ、いいんですけどね。
価値観の合うひとは会社には求めませんので。
幸いに、お友達も多めにいるため、会社を辞めた後も孤独になることもないと思っています。
また、家庭も仲が良いのでこれも退社後も問題なし。
ゴルフなど趣味もあり、家にこもることもないと思います。
家内とも辞めた後の旅行など話を今からしています。
あと6年の間でどれくらい資産増加するかにより、状況は変わりますので、もし、大不況が来れば、60歳まで働くかもしれませんし、本当にタイトル通り55歳でリタイアするかもしれません。
おおむね良好です。
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