@ぃふえです。
私が思うことを今回書きます。
私が米国株投資比率を上げているのは単純にs&p500が右肩上がりというだけではないことを書きます。
最近、テスラがトヨタの時価総額を抜きました。
販売台数はまだ30分の1ですが、投資家の期待は大きいところは間違いないと思います。
イーロンマスクも手頃な価格のクルマを出すとも言ってますからますます販売台数は伸びるでしょう。
また、中国にも新興EVメーカーがたくさん存在します。単純にエンジンだと高い技術が必要でしたがEV車だと参入の敷居が下がりました。
アップルもアップルカーを出すというニュースがありました。
アマゾンだって、配達車両を開発してますから、100年に1度の波と言われてますが自動車業界はまさに再編中なのです。
話は変わって日本の誇れる企業。トヨタはどうでしょう。後出しジャンケンは得意なところがありますから自動運転など他社が先行したとしても、その後盛り返すとは思いますが、参入メーカーが増えて厳しくなるのは必至です。現在初期パートナーとしてアマゾン、ディディ、ウーバー等と取り組んでいますが、今後はどうなるでしょうか。
帝国データバンクの2019年3月の発表によると、トヨタと直接取引している企業は6091社、間接的に取引している企業は3万2572社あります。
また、2018年のデータでは日本の全製造業に占める自動車製造業の割合は18.8%と高い比率になっています。
トヨタ以外ニッサンやホンダ、マツダ、ダイハツ、スズキなど、日本は自動車大国なのであります。
どんな日本企業でも、大小あれど間接的に取引がある場合が多い企業といえます。
これが再編により日本のトップが新興メーカーに代わってしまうとどうなるでしょうか。
私は、そんな現実想像したくはありませんが、ありえない話ではありません。
日本経済はまさに大打撃となるでしょう。
また、今後自動車は所有する時代では無くなります。
ウーバーなどのビジネスモデルはアメリカでは定着していますし、この先自動運転が普及すればロボタクシー時代へと変わっていきます。
人件費が掛からないので今のタクシーより安価で乗る事が出来ます。所有する時代から、どこでも走っている電車のような乗り物となるでしょう。
アマゾンも直接配達しますから既存の自動車メーカーはこのようなインフラに参入できるかが勝負です。
参入出来る事を祈ってはいますが、最悪の事態も考えておく必要はあるかと思います。
うまく日本企業が乗れたら現状維持で問題なし。
乗れなければ、日本の自動車製造業のバランスが崩れます。相対的に米国、全世界が強くなる可能性があります。
であれば、資産は今から円を他に移しておくことも考えておかなくてはなりません。
日本円だけを持つリスクを避けるという事ですね。
また、テスラ、アップル、アマゾンなど自動車新興メーカーの考えは自動車メーカーではないのです。
自動車を作ることが目的の会社と自動車を使って商売を始めようとする会社の違いです。トヨタが最近モビリティ企業へと言っていますが、そういうことで、その先のインフラを持っている企業が自動車を作るのとは真逆で考えている事が壮大すぎます。
この10年で激変すると私は思っています。
日本はうかうかしてられない時代へと移行しています。
その為には、日本ががんばっても吉。米国ががんばっても吉になるところに投資する必要があります。
それが全世界なのか、米国なのかはわかりません。
でも、日本のみはリスクだと私は思います。
ですが、、。
自動車の話から外れると、、。
日本もよい国です。コロナが終わればインバウンドも増えるでしょう。株価も上がるかと思います。どこが儲かる国かより、どこにリスクがあるかを考えて投資していこうかとわたしは考えています。
日本も全世界の中ということで全体で持っていたいですね。
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