社内セミリタイアという新しい選択のスタート

セミリタイア

社内セミリタイアという言葉は私が作った造語です。

セミリタイアは会社を辞めて、何か違う仕事しながら暮らす事ですが、別に会社が嫌(仕事が嫌なのとは違います)でないのであれば、現在の仕事の部署をかえ、役職的にストレスが溜まらないくらいに降格して、楽に生きるという選択もあるのではないかという考えです。

ストレスで仕事にやる気が無くなった人の多いパターンは

窓際社員になるパターン。

窓際社員は、現役バリバリの社員に老害扱いされ、ダメ人間のレッテルを張られ、ある程度の役職では、売上等きつい目標や管理を強いられ、つらい状況になります。

ほかにも、上司とあわない。部下とのコミュニケーションがうまくいかないなど管理職は常にストレスと向き合っていると思います。

そのまま現状に耐えれば、給与は変わらないかも知れませんが、会社の要求を無視するくらいの精神的ガードスキルがないとストレスで倒れてしまいます。

当たり前ですよね。仕事こなせてないのですから、そういう身になっちゃいますよね。

私は、そんな生き方したくはありません。人間ですから、精力的に生きたいです。

ではどうしましょう。

この内容の色々な書籍を読みましたが、結論は自分に合わないコミュニティに居る必要はないという事です。

大抵の良書には、このような内容が答えとなっていました。どんな辛い時でも仕事にしがみつけ。というのは少数派のようです。

でも、転職となると、年齢によってはかなりキビシイのが事実です。転職には当たり外れもありますから、外れを引くと人生終わってしまいます。

そこで考えた私の方法です。

部署異動と大きく降格する事で、現在の脳内スキルのまま、降格後に活かし、働くということです。

もちろん、若い世代の言うことは役職が逆転するので素直にを聞く。”ああすればいいのに”とか小言は言わない。

降格の役職以上に出来る社員であり責任は無し。しかも、現役世代の意見に歯向かわないで上手く付き合うスキルは老害にならない為の大事なことですので、このあたりのスキルも自然に身につきます。

上司の気持ちも分かるため、フォロアーシップもしっかり出来る社員。両方の立場を知っているので非常に強い社員です。

完璧ですね。

仕事を辞めて、アルバイトするというセミリタイアもありますが、現在の会社の給与が良ければ、降格したとしても収入は社員のほうが断然高いはずです。

これがいいとこどりの社内セミリタイアです。

窓際社員になることもなく、うまくいかないコミュニティからも離れ、ある程度の収入も確保。周りからも老害扱いされず信頼され、じぶんも余裕ある能力を存分に発揮でき、活気ある生活が送れます。

また、残業が無く、定型的業務の部署を吟味して異動希望する事でストレスが無いので気分は完全にセミリタイアです。

これが4月から選んだわたしの道です。

始まったばかりですがもう最高ですね。

自分の存在価値もありますし、やりがいもあります。

上司が降格していることを知っているので、無理な仕事を渡してきません。

ストレスがゼロ!です。

そして、アルバイトに比べ、収入がやはり違います。

降格にて収入は200万円位減りましたが、セミリタイアだと思うとなんと幸せなくらいの収入です。

投資額に手を付けず、ぎりぎり生活費くらいの収入なので、このままリタイア計画は引き続き続けられます。

実際6000万円以上投資していますから、おかしな景気動向にならない限りあと数年です。10年は掛からないでしょう。

あと数年間は、このセミリタイア状態にしてますね。そして、残業も無いので、しっかりとリタイア後の準備をしておきます。

そして、ほんとうのリタイアです。

現在、

仕事も、家庭も、友人も、趣味も、投資も、健康も、すべて順調。

引っかかっていることはすべてなくなりました。

幸せです。

今回の手法は、出来る環境にあるひと、出来ないひとはいるかと思いますが、こういうセミリタイアもありかと思います。

まずは、社内セミリタイア達成ということでご報告でした。

—-その後8か月経って追記します—–

仕事のストレスは激減したままです。ほんとうにストレスフリーです。

つまらないストレスはどこに行ってもありますから、小さいものは気にしない。まぁ、小さいことは多少ありますが以前とはくらべものになりません。

大きな魅力は、早く帰れることです。ほとんど定時に帰っています。

家族での夕食が出来るようになりました。こういう幸せはこうでもしないと味わえなかったのかもしれません。

いつも夜遅かったので。

役職がなくなったのでプライドが高いひとには向かない手法だということはなってみて気づきました。

社内では、ひとによってわたしへの対応が変わったのは感じます。

役職定年になったひとの気持ちがなんとなく分かりました。

逆にわたしとのつながりのひとなのか、役職に寄り添ったひとだったのかはっきりしました。

なので大事にしなくてはならないひととお付き合いしなくていいひとがはっきりと分かり人付き合いが楽になりました。

気にする必要のないひとにはわたしからアクションすることもしませんし、たとえどんなに偉いひとでも気をつかわなくていいのでこの点は楽ですね。

あと、世間一般の話では、やはり50代ですから、世間体など気にするひとには向かないでしょう。

役職など気にする方はオススメしませんね。

わたしは、そういう意味ではいいと思っていますので正解ですね。

収入が減ってしまったので、月での収支はマイナスです。賞与も考えて年間支出でやっと±0ですね。

このあたりは、月でのマイナスはすこしストレスになりますが、年間で常に計算して行動すれば問題ありません。

まぁ、今までは、その余剰を投資に回せましたので、リタイアまでの期間は伸びたことを後悔するのか、ストレスフリーになったことで楽に生きることが出来た、今しかできないことを出来るようになった。と、どちらを考えるかによって幸せか不幸せは変わると思います。

わたしの場合は、体調不良になる程度までのストレスでしたので、結果よかったのではないかと思います。

もちろん、リタイア前ですので、終わりよければすべてよし。ですね。まだ結果は出ていないのでよい選択だったかどうかはまだ分かりません。

投資ブログですので、やっぱり追加投資できないのはつらいです。あと、我が子がまだ高校生ですので、進学がどうなるか分かりませんから、金銭面で言うとこのあたりが不安ではありますね。

けど、どっち取るかといえば、今のほうがいいとわたしは思っています。

この選択は、あと戻りできませんので、しっかり決めて決断が必要ですね。

わたしの場合、降格後に大暴落となりましたので、もう少し資産を増やしてからのほうが気持ちが楽であったのかなぁと思います。

まぁ、後悔はしていませんが。。。

いい面と悪い面両方書いてみました。

みなさん、FIREの一つの選択として参考になればと思います。

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