VOOだけではない分散投資。自分の失敗から学ぶ事。

投資のはなし

米国株投資の基本筋は、個別株を行なっているかたであっても、VOOを代表とするS&P500かVTIを代表とする全米株式なのではないでしょうか。

または、超長期を見据えて、VT等の全世界株式という方も居るかと思います。

王道であり、間違いない投資先と私も思っています。

ですが、もっと安全に投資を行いたい場合、債権を組み入れると思います。何割組み入れるかは年齢や投資スタンスによるかと思います。

安全に投資を行う上で、債権を組み入れ,定期的にリバランスするの事が最も安全に運用出来るスタンスなのも、過去の歴史が物語っています。

ウォーレンバフェットの過去の投資家への手紙にあったように

S&P500を9割、債権を1割を持ちなさい。と言っています。このように債券を混ぜる事は投資の基本とされています。

昨今の世の中は、インフレも伴い、債権価格の下落も発生し、株安と債券安が同時に進んでしまっています。

それでも、債権を持ち、定期的なリバランスをする事で、今回の下落でも、良いパフォーマンスになる事は理解出来る事でした。

私は、リバランスもせず突っ込んだままで運用していますが、それも積極的投資はいつまでなのかを決めた時間軸の違いで正解はありません。

リタイアの際は、債券比率は必ず上げることになると思います。

でもいまは、積極的な時期なので、もっといい投資方法はないかと考えるのが投資家の嵯峨ですね。

今回は私の失敗を元に、債権だけでは無く、時間軸と異なる投資先で分散させるアイデアを書いていきたいと思います。

今回の下落で感じた事は、こういう場面で、バリュー株も保有しており、保険事業が安定しているバークシャー ハザウェイをs&p500の相関銘柄として持つのはどうかと。

trading viewより引用

これが、バークシャーハザウェイクラスBとS&P500の10年チャートです。

そして↓が最近のチャートです。

バークシャーは、大きくアップル株を保有しているものの、やはり市場の評価はバリュー株も大きく保有していることもあり、また現在は現金比率も非常に高い為、ウクライナ紛争時でも強く上昇しています。

長期でみると、S&P500と同等のパフォーマンスとなっています。

ここでも、チャート比較の錯覚がありますが、どこから切り取るかで結果が変わります。

このあたりはご自分で確認してみてしっかり理解した上でお願いします。

これだけ相関があるのであれば、VOO(S&P500)が下がっているときには、BRK.B(バークシャーハザウェイクラスB)を買い、VOOが上がっているときはBRK.Bを買えばよいのではないかという戦略です。

そして、リタイア後に切り崩す際にも、上がっているほうから切り崩す。

という戦略も考えられます。

私の場合、1年前にBRK.Bを売って、QQQを購入しましたが、時期的に失敗です。

この失敗を教訓に考えると、その時にVOOを売ってQQQを買うべきでした。

今後はまず売ることはありませんが、購入はこのように進めていきます。

そしてリタイア後、切り崩しもこれに債券を織り交ぜて切り崩す方法を考えていけば、よいよいパフォーマンスになると思います。

だれが、何と言おうと、バフェットは投資の神様です。

リスクを負いたくないリタイア後の時期になったときは、最低9:1の債券比率上げることを考えて望みたいと思います。

いまは、リスクを背負って頑張ってみます。

とはいいつつ、債券も200万円程度は保有していますので、現在でも最悪半年は債券で生活できるようにしています。

暴落ばかり目にいくと、チャンスを逃すことになりますし、今はほどよいバランスでいこうと思います。

下がってしまった銘柄はなかなか凡人には買えませんが、バフェットはバリューを考え企業価値が割安になった時に拾う投資家です。

VOOとはチャートは似てても、中身はまったく違う投資先であるということです。

今回はBRK.Bの個別銘柄をどう購入するかを書いてみました。


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