Googleを脅かすChat GPTとは? その実力を自ら見てみた。

投資のはなし
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Chat GPTという存在をご存じでしょうか。最近ネットニュースでも多く取り上げられている為聞いたことがある方もいるかと思います。

OPEN AIという企業が作ったAIチャットボットなのですが、非常に優秀でグーグルを脅かしているようです。

検索エンジンでの広告収入というビジネスモデルがAIチャットの進化にて崩壊するかもしれないという事態になっているということで、Googleもそれを脅威としているようですね。

GoogleといえばS&P500、ナスダック100ともに比率の高い会社アルファベットですから、しっかり米国株投資を行っている人たちも確認しておいた方がいいかなと思い取り上げてみました。

また、OPEN AIへはマイクロソフトが100億ドルの巨額投資でも有名になりました。

私は、個別銘柄として持っていませんので直接影響はありませんが、代表組入銘柄の動向ぐらいは確認したいと思います。

まずは、どの程度のAI技術なのか私も興味があり確認してみました。

Chat GPDは登録が必要

まずは登録しなくてはなりません。

ChatGPT (openai.com)

最近は、登録者が多くてつながりませんね。

ChatGPT is at capacity right now

こうでたら、現在満杯ってことなので待ってくださいね。

時間をずらしてタイミングあえばできるかもしれません。

では、使ってみます。

登録できましたので早速ためしてみます。

日本語にも対応していますので、普通に日本語入力すれば答えてくれます。

その点もさすがですね。

 

まずは漠然とした株式の質問をしてみましょうか。

こんな質問からいってみます。

〇投資するにはどこに投資するのがいいか?

AIの答え。

投資するには様々な選択肢があります。S&P500はアメリカの株式市場の指標となるインデックスファンドで、大企業の株式を取り扱っています。そのため、長期的に見ても安定した収益が見込めると考えられます。また、多様な業種をカバーしているため、リスクを分散することができます。

他にも、国債ファンド、不動産ファンドなど、様々な投資オプションがあります。自分の資産運用目的やリスク承受度に合った選択肢を選ぶことが大切です。専門家に相談することで、最適な投資戦略を立てることができます。

との回答です。

なかなかすごいじゃないですか。

検索エンジンで探すとなるとそこそこ時間が掛かると思う内容ですね。

検索エンジンって情報が多くて間違った検索の仕方をすると、真実に到達しなくて検索力が必要ですね。

しかも、検索エンジンで検索すると、広告へと誘導も多し、SEO対策された有料サイトへ誘導もあり正直難しいのが本音です。

AIなら、その点質問だけで結果が出てくるところは、カンタンな内容での返答がありがたいかもしれません。

S&P500という言葉が出るとは思いませんでした。

標準的ですが、まぁまぁいい結果になっていると私は思います。

では、個別銘柄のこと聞いたらどうだろうか?ということで。

〇今、テスラに投資することは良いタイミングか?

AIの答え

私は人工知能のモデルであり、市場の予測はできません。投資は個人の財務状況やリスク承受度に応じて決定する必要があります。

ただ、Teslaは世界的に注目を集めている企業であり、EV(電気自動車)やバッテリー技術など新エネルギー領域にも取り組んでいることから、長期的に見ても成長が見込めると考えられます。

ただし投資にはリスクも伴います。Tesla株は高配当性ではないため、株価の上昇に頼って収益を上げることになります。また、新興企業においては市場のニーズや政治的な要因などにより株価に大きな波が生じることもあるため、リスクを承受できるかを考える必要があります。

ほう、わたしは予測できませんってそれだけで断られるかと思いましたが、企業の成長内容から、市場ニーズ、政治的な要因も言ってきました。

もちろん、これだけで投資は出来ませんが、もっと技術が上がれば、検索サイトを脅かす存在になるポテンシャルはあると思います。

高配当ではないとか、銘柄を知らないと答えられないことにも言及していますね。

EVは政治的要因も多く関わっているので、こういうことも言ってくれるとは思いませんでした。

質問は投資タイミングでしたが答えてはくれていません。チャート等の話も出ませんでした。

こういうところは、標準的な答えでした。

では、株式以外でも、こういう質問もしてみました。

AIは想像もできるって聞いていましたので、物語の冒頭を作ってもらいました。創造の世界はどうでしょうか。

〇海に関わる物語を作りたい。冒頭をおしえて

“海は荒れ狂う。波が岸壁を打ち付け、砂浜を飲み込んでいく。嵐の前の静けさを漂わせるような静寂が、この激しい状況とは対照的だった。ジョンは、船首から見下ろす海を見て、自分がこんなにも小さく感じた。”

〇雪、嵐、ひとり で物語の冒頭を作って

「雪が降り積もり、嵐が吹き荒れる中、一人の男が歩いていた。彼は何を求めて、何を追い求めているのか。彼の人生の物語が今、始まろうとしていた。」

なんだか、インスピレーションが湧きますね。

冒頭だけ作ってもらえば、それ以降なんとなく話を作れそうだと思いませんか。

こればっかりは、検索エンジンでは出来ませんね。

このあたりはさすがです。

最後に

ChatGPTは未来を感じます。

検索エンジンから近々にすべてが入れ替わるとは思いませんが、このようなAIで検索する内容は多くなる可能性はあるのかなとわたしは思いました。

ひとに聞く程度のレベルでどうなの?程度ならすごく使える気がします。

実際検索エンジンで調べても間違った情報は多いので、どちらを使おうが情報を受け取る側の判断が大事だと思います。

標準的な回答の場合AIは有効で、ディープな人間味ある内容を知りたい場合などは検索サイトに分があるのかなとわたしは思います。

外気温を考え今日の服を選んでくれる?とかそういう使い方にはAIが最適なのかもしれません。

株式の話に戻りますと、

もし、Google検索の地位がAIによって変わって急変したとしても、その先には100億ドルを投資しているマイクロソフトがいます。どちらもNASDAQ100の組入銘柄であり、ナスダック100のインデックスを購入していればマイナスでもあり、プラスでもあるということだと思います。

過去にはGE ゼネラルエレクトリックが世界を引っ張っていた時代がありました。

今じゃすっかり聞かなくなりました。

この時GEが居なくなったってインデックスは長期で上昇しました。

これと同じように現在、企業の上位はGAFAMと言われていても、いつ入れ替わるか分かりません。

でも、過去のGEと同じです。

確かにアルファベット(グーグル)はこの近年最高のパフォーマンスを見せてくれました。

そんなGoogleですが、新しい始まりによって急変する場合も、もしかすると(相当可能性は低いと思いますが)あるかもしれません。

そうなったときにでも、組入比率が下がり、また新しい企業が組み入れられるNasdaq100、S&P500は、安全であり、リスク回避されている無難な投資先だと私は思います。

これを読み切れるのなら、個別銘柄で勝負すればいいし、読み切れないならインデックス投資がよいでしょう。

それに加え、ChatGPTは米司法試験も受かったということです。

法律、定型的な仕事などその手の分野ではAIが仕事を脅かすのではないかと思われています。

文章も作れるので、WEBライティングも出来てしまう。

投資の考えとしては、こういう分野への投資のほうが、もっと敏感にならなくてはいけないと思いますね。

AIや自動運転などによる仕事の変化はさまざまに影響していきます。

10年後、こういう仕事あったよね。なんて話があるかもしれませんね。

過去には世界的カメラのフイルムメーカーであったコダックが世界初にデジタルカメラを開発し、最終的にはデジタル化の波に乗り遅れ2012年に倒産するこんな皮肉な事件がありました。

破壊的イノベーションはどこにあるか分かりませんので、個別銘柄購入の際はアンテナを張っておきたいですね。

また、破壊されてしまうビジネスも理解しておきたいですね。

まあ、分からなければインデックスを買うことでしょうか。

今回、破壊的イノベーションになるかどうかは分かりませんが、ChatGPTをご紹介しました。


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