一億円に到達して思うこと

一億円って、FIREを目指したときの目標の方も多いと思います。わたしも漠然と目標にした金額でもあります。

その目標に到達してから感じたこと、気をつけなくてはならないことを今回は書きたいと思います。

まず、気持ちに余裕ができたのは確かですね。

何か買うにしても、ほしいものは買うようになりました。我慢はあまりしていません。

カレー屋さんにカレーを食べているとき、どうしてもラッシーが多少高くても飲みたければ頼む。みたいな。この程度の幸せです。

漠然と不安はありますので大きな買い物は今まで通りしません。例えばクルマとか。

基本走ればいいので。地位財にはおかねは使いません。服もユニクロで十分です。

このあたりは自分の価値観で生きるようになりました。ひとにどう見られようと関係なくなりました。

あと、いまだ会社勤めですが倫理的にダメなことははっきり断ってやらなくなりました。

会社って、ダメなことでもとりあえずやらなきゃいけないことってありますよね。

間違っていることとか効率悪いことだってみんな分かっているのに、決まりなんだからやれよ。って言われること。みたいな業務。

こういうことがストレスになってましたが、いまはしっかり断りますので今はノーストレスです。

昇進昇格を頑張っていたときは従っていました。

その分、断ったことによるストレスは発生します。断るって結局相手にはストレスになることですからね。そうすると、めぐりめぐってわたしのストレスになる場合があるのです。

むずかしいですね。

やはり、会社周りとの価値観がずれてしまったので、結果FIREしなくてはいけないのかと、こういうところでもたまに感じます。

『反応しない練習』という著書を読んで実行し、今はストレスにも反応しないわたしを作っています。

あと、旅行に行くとかゴルフに行くとか、完全に現在の会社の人が行く数や質を超えているので、なかなか話がしずらくなるのです。

最近はそれも知られて認められている雰囲気ありますが。。。

そろそろ会社勤めも潮時かと。

わたしはリーンFIREとかいらないので、ある程度のファットFIRE(贅沢したいわけではなくて、普通の価値観の中でほしいものは迷わず買える状態)で引退を考えています。

1億円の複利って大きいので、1年会社勤めを続ければ

1年で現在手取り額400万円です。

それがFIREしていないので元本に組み込まれるとなると、使わない400万円が複利で運用されるのと一緒です。

7.2%複利運用と仮定すれば、20年後1600万円です。30年で3200万円です。

20年後といえば、わたし73歳です。

まだ動けますね。

1年多く働けば将来のインフレにも対応できますね。

今度は使うことを考えると1億円で4%ルールだと400万円。

そして特定口座も多いので結局可処分所得で言えば、3百数十万円。

意外と1億円減らさないで使うってまったく贅沢できない。

50代で400万円しか使えないというのは何のための資産形成だったの?ってレベルです。

今の考えでは、あと2年ぐらいで1億3500万円までいって、退職金と企業型DCをもらえば、4%ルールで600万円(税前)でとれるのでポートフォリオを株式から安全資産へシフトしていき安全に取り崩せると考えています。

〇ぬまでには、リーマン級暴落があるか分かりませんが、ITバブル崩壊程度は2、3度あってもおかしくないですし、低迷が10年続くかもしれません。

そうなりゃ若い方は働けばいいという考えができますが、わたしのような年齢では世間の需要はありませんので最悪を想定しなくてはなりません。

S&P500は売るなということは重々知っております。

ですが、債券等へリバランスという名目で少しずつ売っていくと思います。

びびっているというわけではありませんのでご理解ください。

この考えは30代40代ではまた違った正解になると思います。

FIREの計算って、結局余命と年金受給を加味するのであなたの年齢で考え方が大きく変わるはずです。

ネットの情報を鵜呑みにせず、よく考えて行動することが一番だと思います。


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