インデックス投資はよく、暴落時に売らないこと。
といいますが、人間は弱く、下がったときに売ってしまうものです。
そのメンタルを手に入れれば最強ですよね。
どうにかなりませんか。
暴落時に耐えられるメンタル
自分のおカネがどれだけ下がったら、恐怖を感じますか。
過去の例だと、
2000年のITバブル崩壊時S&P500の騰落率は-49%です。
2008年のリーマンショック時S&P500の騰落率は-56%です。
近年の一番下落はこの数字ですから、6割減を想像して、気持ちが具合が悪くなるようであれば、あなたはきっとその暴落に耐えられません。
また、この時は続きましたので、長期に渡って沈んでいました。
リーマンショックは100年に1度と言われていますけど、これだけは今後いつ起きるかは誰にも予想できません。
あなたは耐えられますか?
耐える基準は、騰落率と期間
一瞬でも、株価が下がることに耐えられるかどうかという問題と、なかなか上がらない状態をじっと持ち続けるという2つの耐える気持ちが必要です。
この2000年~の下落は本当に運が悪いとしか言いようがないくらいの連続でした。
私はこれほどの期間に渡って沈んでいることは今後そうそう無いと思いますが、実際にあった話ですから、このようなこともあるんだという認識は必要です。
まずは、-60%のイメージトレーニングをしておくしかありません。
でも、イメージだけでは分からない
実際の暴落金額をイメージしただけでも、心拍数上がりますよね。
上がらなかった人は、おめでとうございます。長期投資に向いています。
これでもやはり冷静なのは、現物を入れていなくて、イメージだけだからだと思います。
もっと、インデックス投資の一番大事なメンタルを鍛える方法はないのでしょうか。
あります。
もっとボラティリティの高い商品を持つことです。
こういうものは慣れだと私は思います。
正直、最近私は現金のイメージはなくて、数字遊びになってきました。
下がっても、
『どうせ上がるだろう』
としか思っていませんし、動揺もなくなりました。
でも、私も弱く、個別株だとやはり上がるという確信が持てない為、売ってしまいます。
暴落に強くなるには、右肩上がりのもので、ボラティリティの高いものを持つこと。これがいいと思います。
ボラティリティの高い商品を持つということは、主軸であるインデックス投資を守るために行うのです。
最近流行のレバレッジナスダックでもいいですし、私はビットコインがいいと思います。
2021年のビットコインは、下落率が50%超えましたので、これに耐えられたら、騰落率という点ではリーマンショックレベルを耐えることが出来そうだと思います。
レバレッジナスダックは、コロナショックを売らずに耐えられればそれ相応の耐性があると思ってよさそうです。
でも、レバナスは、減価しますので、私は売買推奨です。
なので、耐性を付けるためなら、私はビットコインがいいと思います。もちろん、ビットコインは右肩上がりと信じることが出来る方のみですけどね。
絶対はありませんが、私は米国株同様、現在の世界認識では右肩上がりになると思っています。昔のように仮想通貨は、無価値という考え方はほぼ聞かれなくなりました。
それでも怖いです。。。
それでも、耐性が付かない人もいらっしゃいますよね。
それなら、無理せず、債券と組合わすのが得策ですね。
米国株インデックス50%、米国債券50%で安全に運用です。
一番、リターンが少なく見えるかもしれませんが、未来は分かりません。中期目線では、これが最適解になるかも分からないのです。
もちろん、長期になればなるほど、株式比率が高いほど、リターンは増えるのが定石です。
でも、そこまでのリターンを求めないのであれば、安全に運用するのも1つの正解だと私は思います。
高齢になればなるほど、債券と組合わすことを考えるのは悪いことではありません。
最後に
思い返すと、若い頃、10%下落しただけで、動揺していました。ドキドキなんですよね。
それが、今じゃ、仮想通貨が50%下落しても平常心だし、コロナショックも特にレバレッジ以外は売ることなく過ごせるようになりました。
結局、経験なのかもしれません。
資金投入の少ない若いうちに、痛い目にあいましょう。
だから結局、投資は早めに行うべきなのかもしれません。
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