生命保険の内容って難しいですよね。
しかも、これは健康保険で対応できませんからこれもあれもって。
あーめんどくさい。
言うがまま入るわ。
ってなってませんか。
一生涯だととんでもない額を損してますよ。
生命保険の世帯平均支払額は?
平成27年の生命保険に関する全国実態調査では年間38万5千円ですので月額3万2千円ということです。
個人年金も含んでいますが、月に3万2千円も保険に使っているんですよ!
こりゃ問題です。
ではいっしょに考えていきましょう。
日本の保険制度は優秀すぎる。
みなさんが当たり前に病院に行って、薬もらって、数千円で済んでいるのは日本の保険制度が優秀だからです。
小学生まで 2割負担
~69歳 3割負担
70歳から74歳まで 2割負担
75歳以上 1割負担
これしか負担しなくてもだれでも平等に医療が受けられます。
しかも高額医療制度というすばらしい制度があり、もし100万の医療費が掛かっても実際に支払う額は月額 数万円で済むのです。これを負担できれば問題なし。
まずはこのことをしっかり頭にいれてからすすめましょう。
アメリカじゃとんでもない額になりますよ。ほんとコレ日本だから安いんです。
保険内容の確認
このあたりからめんどくさくなってきてますよね。保険内容の確認って。
ざっくりカンタンにいきますので面倒でもみてください。
大きく分けていきますね。
●死亡保障
●入院、手術保障
●通院保障
●その他、高度医療保障、後遺症保障、長期入院保障、休業補償など。
●年金保険
ふーっ。いきますよー。一呼吸してからスタートです。
死亡保障
世帯主は2000万円程度入っている方が多いそうです。
死亡保障は、現在の資産に年齢により入っておくべきかもしれません。
世帯主が亡くなった場合、生活は急変しますのでこれは柔軟に対応していいと思います。
支える人がいる方は支える費用だけ必要でしょう。
世帯主が亡くなっても生活に困らないのであれば不要です。
また、年金生活になったら、なくても問題ないと思います。
金額を柔軟に変更してください。例えば、子供が手を離れたら、金額下げてもOKです。
入りっぱなしが一番よくないです。たまに見直しましょう。
入院、手術保障
日額5000円/日とかってやつですね。
じつはコレ永遠に出るものじゃないんです。
例えば日額5000円/日の保険に加入していたとしても限度は180日(保険会社による)とか書いてあるのです。
ということは5000円×180日なので、90万円です。
今180日も入院する病気にかかっても90万円しか最大出ないのです。
90万のために毎月保険料支払うの?ってことです。しかも180日の入院って相当な入院です。
基本的に保険は宝くじと一緒です。
万が一の病気になってしまった人を全員で助けるのが保険なのです。
ほとんどの人が保険支払額の元はとれません。このことは理解してください。
病気になった場合には高額医療制度で戻るお金を一時立て替える必要があります。
その資産が今現在無い人は加入するのがよいと思います。
90万円は今何かあったとき出せるのなら不要です。
手術保障も一時金分は出せるのであれば不要です。
また、最近は大病でも、なかなか長期入院させてくれません。そのことも理解してください。
医療は進歩しています。
あと、国からの保険は入院の時、個室の費用が出ないから入るっていう人がいますが、あなた!旅行に行くつもりですか!でしたら、旅行積立してそこから使ったほうがよいですよ。
まずは、病気になる前提で考えるのではなくて健康でいることを前提に考えませんか。
通院保障
こちらも同じです。
必ず限度額があります。永遠に支払うことはありません。
たとえば60万円が限度。とか書いています。
この金額を支払うことができるのであれば不要です。
支払えない場合は加入して、支払えるようになったら、即解約です。
その他の高度医療保障等
一時金の類は支払えるかどうかで判断してください。
たとえ、その特約は月150円だったとしても支払えるなら、入る必要がないのです。
毎月150円だし、病気になったら100万円だし入っておくか。
っていうのは、毎月150円の確率の低い宝くじ買おう。いつか100万円当たるかも?って言っているのと同じです。
人生が揺らぐ死亡保険のような金額じゃない限り支払えるのであれば不要です。
宝くじの意味が分からないひとは↓を読んでね。
年金保険
わたしは米国株のブログをやっていますので皆さんへは説明不要かと思いますが、
年金保険など入る必要はまったくなしです。絶対にいらないです。
iDeCoかNISAで米国株のインデックス投資で積立をすれば年金問題は解決です。
生命保険会社の年金保険に入るのは勉強不足としかいいようがありません。
まったく増えませんよ。
単純にお金を大きく目減りさせていますね。
私のブログをしっかり読んで頂ければと思います。
初心者に一言でかんたんに言えば、
証券会社に口座を開き、米国S&P500連動の投資信託(eMAXISSLIM S&P500)を毎月買えば終了です。
米国株に強い大手証券会社 SBI証券会社
保険なんていらない。不要です。ってほんとう?
でも、日本人の保険加入率は9割弱加入しているんですよね。
みんながやることは右ならえで入ると安心ですもんね。
高額医療制度もあるので、収入が少なければ、支払いも少なくなるようになっています。
本当に、日本の保険制度ってすばらしいのです。
平均3万円以上払っている保険料を、米国株インデックス投資へ回せばあっという間に支払える状態になります。だって、健康で3年過ごしたら、115万円超えるんですから。しかも投資に回していればそれ以上ですからね。
なので、資産がある人は入らなくて問題ありません。そのお金は投資へ回すべきです。
でも、自動車保険は別ですよ。あれは入らないとまずいですからね。
判断基準はそのお金を支払えるかどうかです。自動車事故を起こして3億円の賠償責任負っても大抵の人無理ですよね。
払えるんだったらいいですが、、、。
そういうことなんです。
あと、体に不安がある方は別です。今回の話は読み飛ばしてください。
ついでにがん保険は?
がん保険についてはなかなか難しい判断かもしれません。
ガン家系なら、入ったほうがよいでしょう。
これも最終的には支払えるかどうかですが、発病リスクは他の病気に比べ高いので支払えるから入らないともいえないです。
私はそれほどガン家系ではなかったのですが、潜在的にあるかもしれないので、遺伝子検査しました。
それに応じて保険を厚めにするか薄くするか考えてもいいかもしれませんね。
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最後に
日本人は病気になったときを考えすぎです。
健康に生きるためにお金を使えばいいのにと思います。
フィットネスに行くもよし、健康的な食事にお金かけるもよし、ストレスをためない生活をするためにお金を使うもよし。
保険は使わない。と思うこと。
数本保険に入っていて、病気になったときに儲かるように保険に入っているのはもう頭がいかれています。即刻解約ですね。
そして、自分の体に投資、米国株インデックスに投資。この2つの投資で問題解決です。
これがわたしの結論です。
最終的に生命保険に入るか、入らないかはあなたが決めてください。
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