日本のバブルの映像って最近むかしの映像として流れていたりしますね。
土地の地上げ屋の映像や、お立ち台で踊っていたり、となにか浮かれた感じの世の中です。
この時代くらい儲けることは可能かどうか考えてみます。
日本が浮かれていたバブルの時期は1986年~1991年の51か月とされています。
このころはすごかったという話は聞きますが、どのくらい凄かったのか株価と金利でみてみましょう。
バブル期の日経225株価
ざっくりといきます。
1986年 1月の株価は13,000円
1989年12月の株価は38,000円
36か月で2.9倍です。
やっぱりすごいですね。
QQQのETF買ったって3年で約2倍ですから、IPOの上昇個別銘柄にぶっこむ勢いですね。
これなら儲かりますね。浮かれすぎちゃって扇子振りながら踊っちゃいますね。(その後の暴落はしりませんが、、。)
バブル期の国債金利
1986年の国債1年金利は5.8%で
1989年の国債1年金利は3.8%でした。
今から考えると超高金利ですね。
ですが、そのちょっと前1980年には9.8%というとんでもない数字だったので
バブル期の人々はこれでも金利が落ちたと思っていたと思います。現在の金利は低すぎてありえないでしょうね(現在はマイナス金利です)
これだけ金利が確保できれば、60歳定年も当たり前ですし、年金なんて心配せずに若者にまかせりゃいいやという国の政策になってしまうかなと思います。(現在の年金運用は3%切っています)
一般の投資もしていないひとでもこの金利の恩恵を受けられたということです。
ですが、物価も上がりました。
食べ物はそうでもありませんが、特に都市圏の住宅には住めないくらいの高騰でした。
お金を預けられるひとは富み、お金を借りるひとは貧しくなる世の中ですね。闇金が年利30%以上でしたから。
金貸しからお金借りて、払えなかったら”内臓売れ!”って言われていた時代ですから。やばい時代ですね。
バブルの時って
この時の本当のバブルは土地です。
日本全体の地価の合計がアメリカ全体の地価の4倍になったと言えば、どういうことか分かりますでしょうか。今現在では理解不能ですね。
こんなちっぽけな島国の土地がですよ。アメリカ全体の4倍の値段って。。。
このころに土地を持っていたひとは、まさに土地成金でした。
株もすごいが、土地もすごかったバブルといえるでしょう。
今でいうとリゾートで激変した北海道の倶知安町 ニセコでしょうか。ココの土地を売買する勢いですね。
まとめ
バブル期を超える投資は現在だとかなりリスクの高い商品となりそうですね。
仮想通貨 or IPO銘柄に全財産一発賭けぐらいの勢いでしょうか。
暴落っぷりも同様ですね。
でもよく考えると、バブル期の一般人程度の運用以上なら可能な数字となっています。
米国株長期投資なら、5~10%くらいで可能な数字です。
物価上昇より高いですし、これだけの上昇があればよしではないでしょうか。
今回バブルを考えましたので
またいつ、1980年後半のような大きなバブルがまた発生するかもしれません。ということも考えておきましょうか。
その時に自分はどう動くか、動かないか。
米国株は長期投資です。暴落時もじっと我慢で死んだふりが基本です。
上のグラフ見て、死んだふりできますか。または早期撤退ができますか。
どちらか出来た人だけ、また、その時に資金投入できたひとにだけ女神は微笑んでくれるかもしれません。
きっとこの規模はあなたなら気づけるのではないでしょうか。コロナショックの肌感を忘れなければ。
これが経験なのです。
蓄積して、いきましょう。
コメント